1:700江戸城030  本丸御殿/大奥 長局の見本作成

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■2010.11.23
ピットロードの陸軍兵舎を加工して大奥の建物を作る予定の中で、
まず最初に奥女中たちの居住区である長局の作成見本を作ってみました。
この建物は少なくても15~20個を作る予定なのですが、どう表現
しようか?悩みながら組立てみました。長局も御殿でも言えること
なのですが、廊下を作る為に一箇所を少し奥に下げると感じが良い
ことに気づきました。 奥に下げることで廊下が出来て日本家屋の
ような感じになります。廊下と屋根の間にはプラ棒四角形1mmを使いました。

ちなみに接着剤は乾燥するとクリアになるものを使っていますので、柱の
上下に見える白い接着跡は消えるので、画像には写っていますが気には
していません。 決して馬小屋ではありません(笑)。

こんな感じの長局でも15~20個がびっしりと並ぶとそれなりに
迫力は出てくると思っているのですが・・・

1:700江戸城029  本丸御殿/大奥 石垣塗装

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■2010.11.13
江戸城・大奥の石垣塗装の3色目です。

下塗りの黒のつや消し色
2色目に石垣色を塗装して
この3色目は軍艦色を塗ってみました。

■2010.11.13
江戸城・大奥の塗装4色目になります。

つや消し黒色+石垣色+軍艦色そして今回は
サンドイエロー色を塗ってみました。

かなり石垣の塗装の感じが変わってきました。
併せて濠にダークグーン色で水面を塗ってみました。

1:700江戸城028  本丸御殿/大奥 石垣塗装

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■2010・11・08
江戸城の石垣の塗装開始です。まだ1色目ですがこの1色を塗る
のに約6時間ほどかかりました。塗装は石垣だけでこのような
感じであと3~4色ほど塗っていきますが、この作業が一番つらい
作業になります。

1:700江戸城027  本丸御殿/大奥 石垣塗装

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■2010・11・02
石垣の成型ができましたので、石垣の下塗りを行いました。
石垣の下塗りだけで使ったプラカラーはつや消し黒色だけで
6本、さらに地面の下塗りとしてダークアース色も6本ほど
使いきりました。 

地面と石垣の下塗りに12本のプラカラーを使い、次に
全体にカラーパウダーを敷き詰めていきます。

カラーパウダーって実際には仕上げの際に使う人が多いかと
思いますが、私は途中で結構使っています。それは紙粘土を
多用することで紙粘土と下地の接合面に浮きが出てしまい
ひび割れを起こすことが多いのです。その為に接合面の強化と
ひび割れ防止の為にカラーパウダーを敷き詰めることで防止
できるのです。

今回も土台の上の川砂とその上から付けている紙粘土との
間に隙間が若干できていたのでボンドで接合し、その上に
カラーパウダーを敷き詰めました。これで固まるとかなり
強力に接合するので非常に使いやすいと思います。

色が付くと結構、雰囲気が出てきます。

いよいよ最大の難関である石垣の塗装となります。

1:700江戸城026  本丸御殿/大奥 石垣を作る

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■2010・11・01
ここのところ江戸城の製作記の更新が続いて飽きているかも
知れませんが・・・・すみませんまだまだ続きます。

知らないことって結構あるもので、色々な雑誌や書籍、
更にはインターネットなどで江戸城を調べながら作っている
のですが、本丸への入口の位置や配置、石垣の高低など
意外とはっきり判る資料が少ないのです。

時代によっても位置が変わってくるし、雑誌などから見た
感じだと下側と思っていた場所が実は上側だったりすることが
あります。

先日、土台が一応、形になってきたかと思っていたのですが
正直、違和感があったのです。

現在の皇居東御苑(旧江戸城本丸)の松の廊下跡付近の土手が
高くなっている場所があり多聞櫓や石蔵があるところなんですが、
資料から作った土台は下側になるので土手が作れなかったのです。
また本丸から西詰橋を渡って吹上方面に向かう時は下側になるので
資料から見ても全体が下側になる感じでした。そこに違和感が
あったのですが、新たに発見した資料で吹上に向かう通路は下側に
向かっているが、それ以外の段は下側にあるのではなく、上側に
あることが判り・・・・結局、石垣を上まで積み上げなければ
ならなくなりました。 でもこれで土手が作れることとなり違和感が
無くなったのです。

また本丸の入口付近(富士見櫓周辺から)の形も判ったことより、
出来かかっていた土台を壊し、その部分を作り変えました。

1:700江戸城025  本丸御殿/大奥 石垣を作る

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■2010・10・31
疲れ~た。石垣作りは基本的にはいつも一気にやっている。

理由は紙粘土を使ってることが多いので乾燥する時間が
日が変わることで変わってしまい、ひび割れやくっ付かない
ことが起きるのをなるべく防ぐ為に、一気にやっている。

大きい城の場合、特に紙粘土を1回で5~6個使うような時は
本当に疲れる。 今回も5個5kgの紙粘土を使った。
今までは紙粘土を貼り付けるのに疲れて、つい、ひとつひとつの
石垣の大きさを大きめにしていた。 しかし大きめにしてしまうと
結局、リメイクでまた小さくすることが多いので、ひとつひとつの
石垣の大きさも出来る限り細かくした。 細かくすることで・・・
これが更に疲れるのです。

石垣がとりあえず出来ただけでもほっとした。

まあ、これをまた塗るのかと思うと・・・・ぞっとするほどの数です。

でも石垣が付くと少しお城らしくなるでしょう(笑)
これで江戸城の本丸とその周辺ぐらいの範囲であって、内堀の中となると
この4~5倍にはなるし、外堀となると・・・大きいですよ江戸城は!

1:700江戸城022  本丸御殿/大奥 土台を作る

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■2010・10・27
江戸城本丸の輪郭を作って本丸に川砂を敷き詰めたものが固まりました。
本丸には上の段と下の段があるので、上の段からカットしながら下の段を
作りました。本丸の土台の敷地が形になったので、本丸に接する掘割りを
作りました。本丸下で二の丸との間の白鳥濠と蓮池をバランスを見ながら
作り、それによって二の丸や三の丸、西の丸、紅葉山付近の製作可能な
範囲が決まったので、さらに掘割りを行いました。

一応、製作可能な範囲は本丸全部、二の丸のお池付近辺りまで、そして
ギリギリですが平川門。 三の丸方面では百人番所からキキョウ門まで、
また蛤濠と坂下門、現在の皇居で言う宮内庁付近までが作れる範囲となった。

こうみると江戸城はやはり大きいと実感。

まだまだ土台作りが続きます。

■2010・10・28
本丸上の段には川砂を敷き詰めて乾燥も終っていたが、
いよいよ全体のジオラマに川砂を敷き詰めます。
川砂を敷き詰める理由は発泡スチロールの接合面を
隠すことと仕上げでカラーパウダーを敷いた時に
重厚感が出てくるから行っています。

一応、これが全て乾燥したら石垣作りとして紙粘土を
利用していく作業が続きます。

多分、それが終る頃には違う城をいじっているような
気がします(笑)。

■2010・10・30
江戸城本丸付近の櫓の配置や門の配置が記されている
資料を発見したので、それを参考に新たに掘り切りを
行ったり、イメージの為に櫓などを乗せてみた。

御殿もそうだが、櫓などがどこにあるかがはっきり
判る資料って、あるようでなかなか見つからないのですが
今回はラッキーでした。また良いのが二重とか三重と言う
ように櫓の階層まで書いてあったのが良かったです。

1:700江戸城021  本丸御殿/大奥 土台を作る

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■2010・10・26
私は意外と気が多いので(意外でもないか・・)、魚飼育小屋兼模型製作部屋に
入るとその日の気分で遊ぶものが変わってしまう。まあ、日課としては魚に
エサをやるのは変わらないのだが、例えば★の魚が居たり、水質が悪そうであれば
そのまま水替えをしたり、一気に魚中心になる。 特にそう言うことが無ければ
模型でも作ろうかと・・・・あたりを見回し、今日やりたいものをチェックする。
その為、作りかけが沢山ある。 例えばお城の模型だけでも現在作りかけのものは、
豊臣大坂城900×600m、江戸城大奥900×600mm、安土山600×450mm、仙台城本丸450×300mm、
相模三崎城、そして名古屋城本丸450×300mm、姫路城のバージョンアップなどがあり、
艦船模型も自衛隊護衛艦1隻が作りかけとなっている。 その合間に好きなテレビを
見てたり、ネットオークションなどのチェックと・・・

まあそんな中で、その日に何を作ろうかはその時のイメージが沸いたものにしていて、
イメージが沸かないと、ただボーとしてお城の本の画像などを見ていることが多い。

江戸城も途中からイメージが沸かなくなっていた。カラーパウダーを敷き詰めて
部品は何個か作っていたが、部品を追加して枠を作ろうとしていたが、どこにでも
置けるスペースがあるものの、意外とイメージが浮かばず・・・やはり白紙にいきなり
何かを書けと言われても、輪郭を先に書いてしまわないと意外に書けないもので、
印象派のように点拍子で色を重ねて輪郭線を描かないようなやり方は苦手なようである。
浮世絵のように輪郭線の中に色を入れていくほうがやりやすい。

そこで本丸の輪郭線を書くことにした。天守の位置や建物の配置を考えながら
カラーパウダーを敷き詰めた発泡スチロールの土台をカットしていったら・・・・
やはりイメージしていたラインと全然変わってきた。この変わる可能性の違和感が
あり、配置が決まらなかったような気がする。

本丸の輪郭が出来上がったので土台を一度カラーパウダーで敷き詰めているものの、
その上にやり直しの意味で川砂を敷き詰めることにした。この川砂を敷き詰めた
上に再度カラーパウダーをすると川砂の細かい目にカラーパウダーが上手く混じり
落ち着いた感じに仕上がる。

気がついたら江戸城本丸の改修で本日の作業が終っていた。

イメージを見る為に、富士見櫓を配置するところに先日組み立てていた櫓を置いて
イメージを見た。天守から富士見櫓って結構、離れていると改めて実感。
大奥を含む本丸御殿の広さが何となく判るような気がした(笑