一段目の大きな破風の取り外し処理が終った。大きな破風を取り去り
変わりに小さな破風を追加することにしたので、屋根に大きな穴が
開くのでその処理を行っていました。
使用した部品は
松本城・小田原城・大阪城DX小天守などからの部品を改造して
使い、切り取ったり・削ったり・パテ埋めしたりしながらの処理です。
一番大きな破風が無くなっただけでもかなり雰囲気は変わるものです。
こんなお城が欲しかった。日本全国約5000城の製作が可能です。
一段目の大きな破風の取り外し処理が終った。大きな破風を取り去り
変わりに小さな破風を追加することにしたので、屋根に大きな穴が
開くのでその処理を行っていました。
使用した部品は
松本城・小田原城・大阪城DX小天守などからの部品を改造して
使い、切り取ったり・削ったり・パテ埋めしたりしながらの処理です。
一番大きな破風が無くなっただけでもかなり雰囲気は変わるものです。
テストをしながらの組み立てを行っている。
元々は大阪城の完成品をバラバラにしているので、
全体のバランスや雰囲気を見ながら作っているので
バラした部品を積み重ねて様子を見ている。
破風や壁が白い色のものはバラした大阪城のものであり、
今回作っている豊臣大坂城のものではありません。
豊臣大坂城は黒い破風であり、黒い屋根であり、黒い壁で
あり、この時点ではまだ一階層から二階層にかけて作っている
段階であり、大きな破風を取り去っているのを処理しながら
作っている段階です。
破風の向きを変えたり、各角度から撮影しているのは
復元図が色々ある中で、ひとつずつ位置決めをしながら
角度を見ているからなのです。また大阪城のキットは
少し長方形なので屋根の改造などを行っていく中で
屋根や壁を切断したりしている関係で寸法的に組めるか
どうかも併せて見ている。 この復元図がいいかなと
思っていても、継ぎ接ぎをしなからの改造の為に、寸法的に
作れなくなる可能性もあるので調整をしてました。
彦根城DXの台座を惜しげも無くバラバラにして土台にしました。
豊臣大坂城の復元図をネットで探していくと微妙に違うのと、
方向が判りにくいこともあり、なかなかどの復元図をモデルに
するか迷いながらの試行錯誤での組み立てとなります。
また一番のネックである一番下の屋根の大きな破風をどうするか?
そのまま組んでも良い復元図もあったが、多くの復元図は破風は
小さいし、二段目の屋根に一番下の大きな破風が出ているものは
少なかったので、一番下の大きな破風は取り去ることにした。
当然、一番下と二段目の屋根の穴が空いてしまうこととなり、
その処理が大変となった。 更に一番下の城壁には石落としの
出っ張りが無いので、キットから削らなければならなくなり、
削ったところ天守の壁がそのままでは使えない状態(穴が開き・
段差が出てしまう)ので、0.3mmのバルサ材を貼り付けて
窓を新設することとなった。 また復元図を調べていく中で
天守に2つの附属櫓が付くことが判り、尻庇の位置や附属櫓の
位置も考えながら石垣の増設をすることとなった。
組み立て中の写真ではありません。完成していたものを解体して行く
過程の途中写真です。天守及び小天守・三重櫓も解体し、最後は
天守台までグラインダーで切断してます。
大阪城DXキットをそのまま組み立て完成させて・・・それを
バラバラにして再度、作る。 豊臣の大坂城への改造です。
あと、まだ大阪城のSDのキットもあるので、今回バラバラにした
部品はSDの大阪城を作るときに使い、徳川大阪城を作ろうと思っ
てます。 SDのパーツを今回、バラした部品と差し替えしながら
豊臣のお城の塗装をして組み上げる。
これでほぼ同時に徳川大阪城と豊臣大坂城が出来上がる計算です。
併せて1:700江戸城の大奥改造も行っていきますので・・・
まるで夏の陣の後の大阪・江戸の築城ブームの時の様です。
ただ天下普請ではなく、一個人の懐ですから「金銀を湯水のように」とは
いけませんが・・・(笑)
まずは画像をご覧下さい
■大坂夏の陣の大坂城大天守の屏風絵
■大坂冬の陣の大坂城天守の屏風絵
見比べて見ると「夏の陣」の天守は復興天守と
基本的に形が同じなので、キットのまま塗装の
塗り替えと一部パーツの追加ぐらいで作ることが
可能である。(復興天守は夏の陣の天守を真似て作ってるようだ)
「冬の陣」の大坂城はどちらかと言うと「安土城+大坂城」の
ようなものと感じる。
小天守付きの大坂城DXが完成した。
今回は石垣作りに成功しただけに気に入った作品となった。
大坂城は他にフジミの1:800と童友社の1:350のSDを
持っているので、これは小天守無しのキットなので小天守付きは
これだけとなる。
史実においては小天守の存在は無いようである。大阪城の公式HPhttp://www.osakacastle.net/でも見たが小天守についての記載は無かった。豊臣の大坂城の上に築城した徳川の大阪城の天守も落雷により起工39年後には焼失してしまい、昭和の復興天守まで天守の無い城となっていた。
多分、無いと思うが・・・・私的にはあったかも知れないような気がしている。
そんな訳で、このDXのキットには小天守が付いていたのであえてDXキットを購入して、あえて作ることにした。井戸と大砲のあるスペースに小天守が存在してもおかしくは無いような気がする。同時期の名古屋城の小天守があったり、大坂城の天守台の形が初めから大天守のみの設計であれば別な形でも良いような気もする。例えば安土城の天守のような大天守だけの石垣もあるし、石垣の空きスペースを考えるとあったのかな?と言う気にもなってくる。
まあ史実は「無い」となっているようだが、模型を作りながらそんなことも考えられるのは「プラモデルの魅力」のような気がする。
「あった」・「無かった」の意見は必要としてません。あったら良いかなと思い「あえて作って」ひとりで楽しんでいただけですから・・・その点についてのコメントも不要としますのでご了承下さい。
天守の組み立てが完了した。 これは名城シリースSDの大阪城のセットとここまでは全く同じであり、SDのキットであればここで終了となる。
DXのキットはこの天守の他に天守台に小天守が付き、更に本丸一部の再現と3重櫓・城壁・城門が付く。
今回、白壁をつや消しホワイトのみでなく、帆船の帆の色のセイラー色をホワイトと混ぜて塗ってみることにした。白が少し抑えられた感じで良い色となった。 屋根の色もミドリと黒と銀と金を混ぜた色なのであるが、やはり落ち着いた感じで自己的には満足できた。
また白壁の窓の部分が大きいので虫除けの網戸の網を少し使い、貼ってみることにした。
二段目の屋根を取り付けた時に少しゆがみがあり、接着し難く浮きが出てしまったので、ビニールのヒモで固定し接着剤を乾燥させた。
この石垣作りが一番大変なんです。削り→下地塗装→仕上げ塗装で出来上がった状態です。
ここまで出来るといよいよ上部建物の組み立て開始となります。