高取城 002 天守組み立て

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回は奈良産業大の復元CGを参考に作ることにした。岐阜城と姫路城を繋ぎ合わせた
土台をベースに、姫路城の部分が本丸に相当するので、高取城の絵図を見て高取城の
土台を作っていく。東西南北を絵図とCG画像とを照らし合わせながら復元していく。
この最初を間違えると大変なことになるので、何度も照らし合わせた結果、やはり
CGだけで見ていた方向と絵図の方向に違いを発見し、正確な方向が判り、CGの
方向も明確に判った。

あとはCGに併せて建物を作り取り付ければ良いことになった。

高取城は姫路城に似ているので姫路城の部品を使うのですが、それは多聞櫓が似ているだけで、
天守は似てはいない。 改造のポイントは屋根や破風、出窓や窓の数なんかを見ながら
近い部品を探すのですが、この高取城の天守のポイントは最上階の屋根に唐破風があり、
2層目に出窓、そして一番下の屋根の上に千鳥破風がある。部品を考えると最上階の屋根に
唐破風があるのは少なく、大坂城の天守の屋根を使うことにした。また出窓や窓の数から
天守の壁と出窓、2層目の屋根は鶴ケ城の屋根と出窓と壁を使うことにした。そして一番
下の屋根の上の千鳥破風は松山城の2層目の屋根を使うことにした。また最上階の唐破風の
下の出窓は少し大きめだが江戸城天守の出窓を使った。

このように一番近い感じの部品を探し組み立てていってます。
天守の前にある櫓は江戸城小天守としてキットにある部品を使い、天守横の御殿は江戸城天守の
最上階を使い御殿にしてます。 またこの御殿の木枠は陽明門の部品を使いました。

天守に接続している多聞櫓は姫路城の壁と屋根を使っていますが、屋根の部分は破風の部分を
切り取って使っています。 破風とかは凄く目立つ所なので破風の有無は良く見て作らないと
イメージがおかしくなってしまいます。

これだけでも大坂城、江戸城、姫路城、鶴ヶ城、松山城、陽明門から部品を取って作っています。
単品として改造で非売品の城を作ろうとすると結構、色々な城が必要になってしまいます。
でも改造の城を沢山作っていると、それなりに色々と部品が余るものであくまでも余った部品から
今回は作っていますが、部品としてバラした城が相当あるので出切るのですが、初めは大変でした。

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