豊臣聚楽第城 004 黄金の国ジパングの色彩感覚?

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皆さんから「もっと派手に」と勧められて・・・更なる改良を考えました。
「ありえない色彩感覚」から「もしかしたらありそうな色彩感覚」に
改良できないかと言うことです。

「派手にする」って意外と難しいものでバランスがある。そのバランスの
ギリギリのちょぃ上ぐらいが一番良いはず。「絶対にありえない」では路線から
外れたことになってしまう。 だから「もしかしたらあるかも知れない」が
夢になるのだと思う。

真っ赤な石垣では派手じゃない。金銀を使うことで煌びやかにはなるがそれを
一層引き立つような感じにしながら城のバランスも崩したくない。

素晴らしい色の調合ができました。

石垣のワンポイントとして赤色を入れていたのですが、どうしても赤が浮いてた
感じでした。 これではバランスが悪い・・・そこでオレンジ色にしょうかと
思い赤と黄色を混ぜた。そのまま塗ってみたが今度はインパクトが欠けて来た。
他の石垣の色と調和を考えてオレンジ色の調合に金銀銅の3色も混ぜて調合した。

これは正解だった。

土色では無いが土の上に砂金でも撒いたような感じの明るさの色になった。
ある面、かぼちゃ色にも見えるが・・・そこで赤色の変わりに石垣のワンポイントで
塗ってみると、同色を調合していることもあり金銀銅の色とも調和するし、ちょっと
濃い目の感じの色なのでポイントにもなる。石垣が煌びやかなのに落ち着いた
感じとなった。 そしてそのまま土台の若竹色の上にも全面塗り替えてみた。

屏風絵の色みたいだし、砂金を撒いた土のようでもあるし、良い感じとなった。
ゴールドの屋根との相性も若竹色より主張しているようで合わせやすい。

建物の屋根が全て金色で、石垣には金銀銅の石を使い、敷地の土(砂)には全面に
砂金を敷き詰めた城。  そんな城があったら・・・・当時の宣教師は間違えなく
黄金の国ジパングの王の城とでも本国に伝えたかも知れない  なんて夢見ながら
塗ってみました。

でも黄金の国ジパングって何を見て伝えたのかな?金閣寺なのかな?
もしかしたら黄金に飾られた聚楽第じゃないのかな・・・

もしかしたらありそうな色だと思うのですが、如何でしょうか?

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