若狭武田氏 後瀬山城 005

今回、後瀬山城は当初450×300のサイズで作る予定でしたが、最終的には450×450のサイズで作ることになりました。450×450と450×300でどう違いがあるかというと結構違いが出るのです。

例えば次の写真は450×450を真上から撮影した状態の雰囲気。

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次は450×300をイメージした時の真上から撮影した雰囲気

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次も450×300をイメージした時の雰囲気

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次は450×450をイメージした時の雰囲気

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これは山城だけでなく平城も同じで450×300の場合は長さを必要な方を450を使う関係で、山城で言えば山頂からの段々の曲輪などは傾斜を付ける関係で長い方を使います。当然、横も傾斜が必要なので傾斜を付けるのですが、山頂や途中の曲輪に建物が作るのである程度の幅が必要となり、結局、山麓まで到達する頃には300を使い切ってしまうので、山麓には何も作れ無い結果になってしまうのです。450×450あると幅を300使い切って山麓に到達したとしても残り150の幅がまだ残っているので、御殿や堀であったり、畑なども作れることとなり、情景が全然変わってしまいます。極端に言えば城が変わってしまいます。

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若狭武田氏の居城 後瀬山城 002

若狭武田の後瀬山城のイメージを420×420mmのスペースの中に嵌めてみました。山麓の館と詰め城の山頂はバランスを見ながら入れてます。正確な高等線を引けば多分、全然低く位置が違うと思うが、山麓の館を作る時点で詰め城の山に使えるスペースは幅420×奥行250mmしかない。高さはこれで約130mm    仮に建物から割出した計算で高さを割出したとして、その数値が200~250mmになったとしても、コレ以上高くすると単なる崖となり、または傾斜を取るにしても奥行のスペースは250mmしか無いので、出来ないとなる。高さが低いとか良く言われる事もあるのですが、バランスを崩してまで合わせる必要はないと思ってます。

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若狭武田氏の居城 後瀬山城 001

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若狭武田氏の居城
後瀬山城の製作の為のイメージ作り
余湖くんの縄張り図を参考にレイアウトを検討してます。

ジオラマを作るにあたり、制約があるのですが
特徴を捉えながらも限りあるスペース内に収める。
また市販のキットの部品を流用する為に建物の大きさは
先にある程度決まってしまう。 この制約の中で考えると
地形図をそのまま作れないということになる。
 それはスペースの問題があり、山頂部だけとか、山麓
だけと言うのではつまらない。ここの城は山麓の館の
詰めの城だけに山麓の館は外せない、かと言って山頂の
郭はやはり作りたい・・・・それをどうディフォルメするか?
博物館に飾るもののように大きさや予算をふんだんに使える
訳でもない。博物館もふんだんには使ってはいないが
予算が全然違う。 写実的な模型ではなく、似顔絵とでも
言うか、その城の個性がはっきり出せて「こんな感じだ」と
イメージできるジオラマを作ってみる予定です。