2013年静岡ホビーショーが終わり、
出展の為のタカ狩りも完成して
藤枝市郷土博物館への作品出しも終わり、
思うところがありまして急遽、姫路城の製作を
開始しました。
この第3幕と言うのは自分で思う第3ステップに入った気がして
このタイトルを付けました。
第1ステップはお城の模型を作り始めたこと。
第2ステップはそれをジオラマ化してみたこと。
では第3ステップってなんだと自分で考えたのですが、
実は昨日久しぶりに見た豊臣大坂城の模型を見ながら
感じたことがありました。
今の完成品から比べると、つなぎ目の処理が悪かったり
気になるところはあるのですが、ただ勢いと言うか引き込まれる
感じがしたのです。それは大きいとかと言うことではなく、
完成度はともかく勢いがあるのです。

今の完成品はまとまっているのですが、引き込める力が
弱い感じを受けたのです。 上手く表現できないのですが
綺麗にまとまった感じで荒々しさが無くなったような気がしました。
かと言って、荒々しさを表現することを目指して
つなぎ目処理を汚く出来る訳でもないのです。
つまり第2ステップはジオラマにすると言うテーマで改造し
作っていたので初期の作品はどうしてもつなぎ目の処理が
ヘタでした。 このままでは綺麗にまとめられるかも知れませんが
それで終わってしまうような気がしました。
そこでこの第3ステップ(第3幕)では綺麗に作ることと、人を
惹きつけられるワクワク感と言うか荒々しさと言うか
なんでも良いのですがグッとくる感じのものを作りたくなりました。
今までは石垣はリューターを掛けて削ってからの塗装と
パターンが決まってましたが、削らなくても良いかなとも思ってます。
削ることで石垣の溝を深くすることで表現しやすいのですが
手塗りだけではどうかなと挑戦。




もちろんこれでジオラマ化して行きます。