2代目江戸城天守閣・完成購入品リメイク

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フジミの江戸城の完成購入品のリメイクです。この完成品は未塗装の上、
瞬間接着剤で完全に固定されていて解体ができない状態のものでした。
完成品のリメイクは意外とやり難いので、何を作ろうかと考えたのですが
童友社の江戸城とフジミの江戸城とを比較してみると、高さがフジミの
ほうが高いので大きめの天守を考えました。また童友社もフジミも天守の
形は江戸城3代目の天守にあたる家光が作った寛永年間の天守になってます。
ミドリの屋根に黒塗りの銅板張りのされている天守です。

そこで解体できない完成購入品のこのフジミの江戸城を今回は2代将軍
秀忠が作った2代目の元和年間の天守に改造することにしました。

3代目の寛永年間の天守と2代目の元和年間の天守を比べると、2代目の
天守は四重目が千鳥破風になっている。外壁は漆喰塗装となっている。

これは2代目の天守を解体して3代目の天守を作り変えたのだが、変更したのが
四重目の千鳥破風を唐破風の出窓に変更したのと、外壁を漆喰から銅板張りに
変更したぐらいなのです。漆喰だと高層の天守に強い風があたり10年ぐらいしか
持たないことが判り、風対策として2代目を解体して3代目に作り変えたと
参考にした本に解説がありました。

この完成購入品の四重目と三重目の屋根を改造して2代目の天守を作っています。

江戸城は3回天守を作っていてそれぞれは画像のCGなのですが
家康が作った1代目の天守を2代将軍秀忠が作り変えた理由は
本丸などの拡張を行い、拡張した結果、初代天守の位置が邪魔に
なっての移動の為に作り変えたとされてます。その2代目天守は
漆喰の外壁だったので、耐久性に問題が出てしまい、2代目の
天守の場所に家光が解体して銅板張りの外壁にして作り直したのが
3代目天守となります。

また徳川大阪城の天守と比較してみるとほとんど形が似ているのも
面白いと思っています。2代将軍の時に大阪と江戸で同時に同じ
ような感じの天守が作られていたのも興味が沸きます。

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