お城を自作する時のポイントのひとつが屋根です。この屋根の雰囲気がお城が似るか似ないかを大きく左右していると思うのです。横の壁などは似た壁になる部品を持ってくれば何とかなりますが、屋根の部品の点数は少なく、特に最上段の屋根の大きさもさほど大きくありません。最上段の屋根で一番大きな屋根の市販キットは多分1/350の名古屋城の小天守の屋根が大きいと思いますが、全体的に低い感じなので途中の階の屋根としては意外と使いづらいのです。もちろん彦根城や小田原城の天守の屋根もそこそこの大きさはありますが、一部が唐破風になっているので使える城が限定されます。特にこの岡山城の屋根は最上段とその下の階の屋根は小さい屋根ですか、次の階からいきなり大きくなります。その為に市販のキットの屋根をそのまま流用するのが難しく、今回は陽明門の屋根をふたつを使いつなぎ合わせると言う極端な方法を使いました。
でもこの大きさが岡山城の最大のポイントなので、これができるとそこそこそれらしく見えてくるから・・・屋根がポイントかと思ってしまうのです。
壁は意外といい加減に作ってまして、やはりこれだけの大きな屋根に接続できる壁の部品も少ないので陽明門のパーツをつなぎ合わせて壁にしています。ただ岡山城が板張りのために、このつなぎ合わせた陽明門の壁に網戸の網を上から貼り付けて、その上から塗装をしてしまうので、下になり、つなぎ合わせて壁はどんなものでも使えるのです。基本は余った部品をいかに多く使いきるかですから、こう言う方法をとっています。
でも意外と判らないものでしょう?
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