水戸城を作る 007 二の丸・本丸

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二の丸御殿は高知城の御殿と和歌山城の渡り櫓を利用して作ってみました。
また本丸に2つ、二の丸に1つ櫓を設置いたしました。二の丸には天守代用の
三階櫓も設置してあります。 まだ建物は少し取付けることになるですが、
二の丸・本丸内の建物としてはたったのこれだけで大半の建物がついた形に
なってます。

この水戸城を作っていて凄く面白く感じたのは・・・時代背景と言うか
時代が変わったような感じを受けた。徳川御三家の居城として比較しても
思うのだが、名古屋城は対豊臣家、対西国大名、対前田家などの抑えの
拠点であり大坂包囲網の最重要拠点として作られたはずであり、和歌山城は
対大坂、対四国、雑賀衆や根来衆の残党対応などの拠点でもあったはず、
それに比べて水戸城は東北方面における江戸城の前衛拠点ではあるが、
水戸城の前には鶴ヶ城もあり東北の最重要拠点にはなっていた。
上杉家も力が無くなっているし、伊達家ぐらいが有力だが伊達家が
南下してくることは無くなっている時代になってしまったはず。

また関が原、大坂の2回の陣が終わり、豊臣家が無くなった後では
更に時代が変わってきてしまう。それでも先日、完成させた金沢城などと
比較すると外様大名の前田家の金沢城の構えはやはり対徳川を意識した
構えがあり、櫓の数も多い。 実際の水戸城は藩主が江戸詰めとなり、
藩主不在の城の為に天守も無かった説明があるが、場所から考えても
すでに戦いが終った感じの城であり、屋敷のような感覚に変わってきている
と思う。実にのどかな感じの城であり、物足りなさを感じるもののある面
面白い城だと思いながら作っている。

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